身体のコラム

自前のコルセットを締めよう

スタジオには多様な年代のクライアント様がピラティスに来てくださっています。最短年齢は12歳(中学1年生)で最長年齢は80歳の女性です。その他は24歳、30歳台~60歳台の女性や男性です。

ピラティスは、日本に上陸してからまだ15年ほどなのでヨガに比べて認知は低いけれど、最近は、ヨガと肩を並べて知名度が上がってきているのは嬉しい現象です。

それはピラティスが、きちんと解剖学に基づいて人の身体をバランスよく整えていくため、続けていくと不調が回復していくからだと思います。

実は、バランスよく整えるに当たって重要な筋肉があります。それはインナーマッスル(深層筋)と呼ばれる筋肉3兄弟で、腹横筋、骨盤底筋、腹斜筋です。

わたしたちは自前のコルセットやガードルを生まれつき身に付けているのですが、まず意識したことはないし、持っていることすら知らずにいます。

ピラティスを初めてから早い段階で、これらのインナーマッスルを使いながら運動することを学びます。人それぞれ進度は違えど、いわゆる体幹と言われるこれらのインナーマッスルがしっかり強くなってくると、まず初めに腰痛を感じなくなり立ち姿勢が変わってきます。

12歳の中学生女児も80歳の女性も、みんな同じ筋肉を持っているので、年代が違ってもピラティスは同じように効果が現れます。関節や身体に余計な負担を掛けずに体幹を鍛えていくことができるのも利点です。

この先もコロナウィルスがいつ収束するのか、先が見えない状況はしばらく続くでしょう。

わたしたちは、むやみに恐れずに、なにをすべきなのかと考えたとき、免疫力を高めて健康でいることが一番だと思います。

当スタジオでは感染対策を万全にして、蜜にならないマンツーマンレッスンを基本としたスタイルで、今後も営業していきます。

日々、健やかに好きなことを楽しめる時代に向けて。

  • スタジオ
山田 裕子(ヒロコピラティススタジオ代表)

山田 裕子(ヒロコピラティススタジオ代表)

hiroko pilates®︎ インストラクタートレーナー

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